自律神経症状になぜ鍼が有効なのか?

こんにちは!神田はりきゅう整骨院 楚々です!

今回は自律神経症状になぜ鍼(はり)が有効なのかを解説したいと思います。
自律神経は全身のあらゆる機能を調節してくれている神経システムです。

自律神経の不調は全身への不調につながるケースもございます。
簡単なセルフケアも載せておきますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

自律神経とは?

自律神経とは一言で言えば『生命を維持する神経の働き』です。
例えば暑ければ汗をかき、食事の後には内臓を働かせ栄養を吸収し、必要であれば脈拍をあげ、睡眠の時には内臓を休ませ‥というように自分の意識ではコントロールしてくれています。

自律神経が働いてくれるおかげで、私たち人間は毎日生きる事ができています!



ですが少し難しいのは自律神経は自分の意識とは関係なく環境に合わせた変化という事です。

そのため体にとっては必要な反応とも言えるのですが、意外にも私たちの症状として現れる事があります。

それが自律神経症状です。

自律神経症状とは?

生命を維持するために必要な神経であるため、外の環境に合わせて反応するという話をしました。
常に自分が緊張する場面にいたら体はどんな反応をとるでしょうか?

体は防御反応として筋肉を緊張させる事で体を守ります。
体の緊張状態ということは頭も体を守ろうと力んでいるような状態です。

ですので、神経の興奮や周囲に対して敏感になります。

その結果痛みに過敏になったり、内臓がうまく働かない事で症状として現れるケースがあります。

ですので自律神経症状とは非常に幅広く、かつ原因を限定できない事があるため自分では気が付きにくい症状となっています。

鍼治療がなぜ効果的なのか?

大きく分けて3つのメカニズムで自律神経のお悩みに効果があるとされています。
・リラックス効果(交感神経の抑制)
・神経の反射(刺激に対する反応)
・血流の増加

です。
こまかくみていくと他にもありますが、主にはこの三つがベースです。

・リラックス効果(交感神経の抑制)
これは鍼や灸刺激によって交感神経の興奮がおさまる事が報告されています。
体全体を通してもそうですが、筋肉内の交感神経も抑制できるため、血流量の増加も期待できます。
リラックス効果が高まれば必然的に自律神経に刺激は入り、正しい振り幅を取り戻しますのに役立ちます!

・神経の反射
体性-自律神経反射といって体に対する刺激が自律神経にも影響を及ぼす事がわかっています。
得に同じ神経支配の部位や四肢末端に対しての刺激も自律神経に影響があるとされています。

・血流の増加
鍼による血流増加はさまざまな論文で発表されています。
これは反射的にも起きますが、リラックス効果も合間って反応を起こします。

日常的なケアに役立つ話

日常的に鍵になってくるのは”血流”です。

内臓の反射などの話は細かく自分で調節して‥というのも難しいと思います。
1番簡単なケアとしては血流を循環してあげる事です。

それも全身の!!

といってもわざわざ全身をストレッチしたりケアするのって難しいですよね。
そんな時には肘から先、膝から下のストレッチをしましょう!

血管は全身を巡っているため、四肢末端の血流が良くなると循環しやすくなります。
手の平を伸ばしたり足先を伸ばしたり、手のひら、足の平をもぐしたり!

末端に行けば行くほど血液を戻す力が弱くなりやすいので(重力の関係)自らストレッチすることで血流を良くしましょう!

困った時にはお任せください

当院では自律神経に対するアプローチを鍼や主義などを使ってアプローチしていきます。
セルフケアでも対処できないことはあります。

そういった時のために私たちは存在しています!!

自律神経のお悩みも当院までご相談ください。

一人一人にあった施術を提供しています。
質問等もございましたらお気軽にLINEからお問い合わせください。

もっと詳しく鍼について知る
自律神経調節整体

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です