身体の不調、天気が原因かも?

最近は暑さも落ち着き、過ごしやすい気温が続いています(^^)

ただ、先週・今週と週末は雨続きで、今週は台風が来ていますね?

 

今回は、天気の変化と自律神経の乱れからくる体の不調との関係を整理しつつ、それに対して有効なツボをご紹介していきます!

 

夏から秋にかけてのこの季節、台風も多く気圧が低くなりがちです。

そして、この時期は体の不調が増える季節でもあります。

 

気圧の変化により、過去に痛めた古傷が痛む・疼く、関節の痛み、頭痛やめまいなど様々な症状が出てきてしまいます。

気圧の変化は、鼓膜の奥にある「内耳」というところで感知し、感知した情報を脳に伝える事で体を環境に順応させようとします。

この内耳での感知が敏感になりすぎてしまい、脳に過剰な情報が伝わってしまう事で自律神経の乱れとなり、体の不調として現れてしまうのです。

 

乱れた自律神経を整えるには、「内関(ないかん)」「厲兌(れいだ)」「完骨(かんこつ)」などが特に有効です。

   

内関(ないかん)

手の平側の手首のシワの中央から肘の関節の方に向かって指3本分上がったところにあるツボで、拳を握って力を入れた時に手首のところから肘の内側に向かって出てくる2本の腱の間にあります。(※1本しか無い方は腱の親指側)

このツボは車酔いの時などにもとても効果的です。

左右で交互に10秒ずつ繰り返し押していくと、少しずつ楽になっていきます。

効きが悪い方は左右押してみて痛みが強い方を20秒押して戻すという動作を繰り返してみましょう。

精神をリラックスさせる効果があり、不安感やイライラ、不眠症などにも有効です。

 

・厲兌(れいだ)

足の人差し指の外側の爪の付け根(右足では右下の隅、左足では左下の隅)にあるツボで、胃のあたりのムカつきや吐き気、足のむくみなどに効果があります。

   

・完骨(かんこつ)

耳の後ろ、やや下方の出っ張ったところから、骨の後ろ側に沿って押していった先のくぼみにあり、頭痛や目の疲れ、めまいなどに効果があります。

   

いずれのツボも押し続けてしまうと刺激に慣れて効果が弱まってしまうので、10~20秒押したら離す、というように押していきましょう。

 

当院では鍼灸を中心とした自律神経の施術も多くの患者様にご好評いただいております。

急な体の痛みや不調、何かスッキリしないな、という方はお気軽にご相談ください!

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