親子サッカー大会に参加してきました!〜肉ばなれのお話〜
こんにちは!院長の増田です。
先週の日曜日に、練習や試合のトレーナー兼コーチ手伝いをしている千代田SCの親子サッカー大会が開催されました⚽️
大人・子ども・OB合わせて40人以上の参加となり、大盛り上がり!
パパさんチーム、ママさんチームも奮闘していました?
今回は何事もなく終わったのでよかったですが、こういう大会や運動会では普段動かないお父さんお母さんがいきなり運動をする、というケースも多いので怪我をする方がとても多いです?
その中でも、肉ばなれ、捻挫、アキレス腱断裂はしばしば起こってしまいます。
今日はそういった怪我の中で特に多い『肉ばなれ』について話していきます!
肉ばなれというのは筋肉が傷つく(または切れる)ことで起こるものですが、なってしまった後に正しい対処ができる人は意外に少ないんです?
まずは、筋肉の怪我の中で肉ばなれというのはどういうものなのか、簡単に紹介していきます?
○筋損傷の種類
Ⅰ度…筋繊維の間の組織が傷ついている状態で、患部に凹みや皮下出血・赤みは見られませんが、押すと軽く痛みがあります。日常生活ではあまり痛みは出てきませんが、スポーツなどで負荷がかかると痛みが出ます。
Ⅱ度(肉ばなれ)…筋繊維やそれを包む筋周膜の部分的な損傷。患部を押したり動かすと明らかな痛みがあります。患部に凹みがあり、内出血があることが多く、日常生活にも支障をきたします。
Ⅲ度…筋肉自体の部分断裂で、強い圧痛があります。患部に明らかな凹みがあり、内出血が見られます。歩行が困難になり、日常生活も困難になります。
分類としてはⅡ度が肉ばなれにあたりますが、Ⅲ度はもちろんⅠ度でもしっかりとしたケアが必要です!
○肉ばなれをしてしまったらどうすればいいの?
大事なのは、「冷やす」と「温める」のタイミングです?
痛めてから3~5日は炎症・皮下出血が起きているため、圧迫しながら冷やすことを心がけてください。
それ以降は逆に筋肉をなるべく冷やさないように気をつけ、患部を温めつつストレッチなどで筋肉が硬くなってしまうのを防ぎましょう!
○セルフケアストレッチ方法
炎症が治まった後そのまま何もしないで放っておいてしまうと、痛めた部分の筋肉が硬まってしまいます。
筋肉は伸び縮みして本来の機能を発揮するのですが、筋肉が硬まってしまうとその機能が発揮できなくなるだけでなく、伸びずに切れてしまい再受傷してしまう可能性が高まってしまいます。
そうならないために、マッサージや鍼などで患部を治療することが一番大事ですが、同じくらい患者様ご自身でのセルフケアがとても大事になります。
肉ばなれの中でも一番多いのは、ハムストリングスと呼ばれる太ももの裏の筋肉です?
太もも裏のストレッチについては【あなたの腰痛はどのタイプ?②】でご紹介していますので、ぜひご覧ください♫
最後に、筋肉を少し伸ばしてしまった・運動後に少し違和感があるという状態でも、油断は禁物です!
痛みがそんなに無くても、そのまま放っておくと筋肉が硬くなって怪我しやすくなってしまいます。
怪我の予防のためにも、少しでも異変を感じたら先回りしてケアしていきましょう!
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