子どもがアスリートになるために重要なこと

こんにちは!院長の増田です。

 

先日、親子サッカー大会の記事を載せさせていただきましたが(前回の記事はコチラ親子サッカー大会に参加してきました!~肉ばなれのお話~)、今回は子どもがアスリートとして成長して行く上で重要なポイントについてお話ししていきます!

   

千代田区でコーチのお手伝いをさせていただくようになってから、今までコーチをしてきた子供たちと一番違うところが『子どもの忙しさ』です?

 

ほとんどの子どもがサッカーだけではなく、塾に通っていたり他の習い事と並行してサッカーに通っているので、肉体的や精神的に疲れが溜まっている子どもを多く見かけます。

 

そんな中で一番大事なのは『常に自分の身体と向き合う癖をつけること』です!

 

身体はスポーツなどでストレス(疲れなど)がたまると、様々なサインを出します。

 

それは痛みだったり、硬さだったりするのですが、ほとんどの場合は症状をそのままにしてしまっています。

 

特に、スポーツが大好きな子どもは多少身体に違和感があってもやりたいという気持ちが勝ってしまうため、オーバートレーニングに気がつかず怪我をしてしまうことがとても多いんです?

   

サッカークラブの親御さんやスポーツをやっているお子さんを持つ患者さんと話していると、小学生のうちから整骨院に行くということにイメージが湧いていない方がとても多いことに気づきました。

 

実際に小学校低学年の子どもでも、体に疲労が溜まって体がうまく動かず捻挫してしまったり、筋肉が大人並みに固くなってしまっている子どももいます。

 

そして、たとえ今は身体が大丈夫でも競技を続けていく上で体のケアが必要になるときは必ず来ます。

 

その時にケアをする癖がついている状態とそうでない状態とでは怪我をしてしまう可能性が全く変わってきてしまうので、今のうちから身体が起こす様々な警報に気づき、対処する癖をつけることはとても大事なんです!

   

以前、患者さんのお子さんでこんな子がいました。

 

小学校低学年のお子さんで、所属するサッカークラブで控え選手から始まりコツコツと頑張った結果レギュラーに昇格しました。しかし昇格してすぐに腰椎分離すべり症になってしまい、ドクターストップにより半年以上サッカーができなくなり、復帰してもまた一からレギュラー争いをしなければいけなくなってしまったんです。

 

子どもの頃に、夏休みが終わると友達が別人のように背が高くなっていたり、声が変わっていたりという経験をしたことがあるかと思いますが、それだけ幼少期の数ヶ月は大きな差になってしまいます。

 

私自身も小学生で野球をやっていた時に野球肘になってしまって一時期ピッチャーができなくなったり、中学生でサッカーをしていた時も一学年上の先輩が腰椎ヘルニアでサッカーをやめてしまったり、高校でも怪我に悩まされているチームメイトをたくさん見て来ました。

 

怪我をしてしまってからでは遅いことが本当に多くあります。幼少期や少年期にどんなに天才と呼ばれた選手でも、怪我によりプロにすらなれない人もたくさんいます。

 

逆に今年45歳で引退したイチローや52歳でいまだに現役のカズのように、大きな怪我をしないというのもトップアスリートになるために重要な要素となります?

   

子どものうちから自分の身体を理解し、怪我をする前にケアをするというのはとても大事なことです!

 

当院では千代田区のお子さんを対象に、無料でメディカルチェックをさせていただいておりますので、少しでも不安なことがあるようでしたら気兼ねなくご相談ください(^^)

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