自律神経についてもう一度考える

皆さんこんにちは。
神田はりきゅう整骨院 楚々です。

今回は自律神経について改めて考えてみたいと思います。

自律神経の不調という言葉は最近よく耳にするようになりましたが、自律神経の不調はなぜ起きてしまうのか?を改めて考えてみたいと思います。

自律神経の働きとは?

自律神経とはすごく簡単な表現をすれば内臓を働きを調整している神経です。
自律神経が働く目的は『生命の維持』です。

なぜ内臓の働きと言えば、呼吸、血液の循環、代謝、排泄などがあります。

これらは自分の意識とは別で、体内・体外の環境に応じて勝手に調整されていますが、その調整を行うのが自律神経です。

少し難しく言えば”内部環境の恒常性(ホメオスタシス)”の調整なんて言ったりします。

これは例えば外部が暑ければ汗をかいて放熱して体温を調整する事に役立ちます!

よし!暑いから汗でろ!!
と意識しなくても汗はでますよね!

これらの働きが自律神経による調節です。

骨模型

自律神経の種類

自律神経は主に「交感神経」と「副交感神経」に分かれ一般的にいう緊張とリラックスの2種類です。
イメージは自律神経の働きは”生命の維持”ですので自然に考えていただきたいのは人間も動物であるという事です。

交感神経は動物の生き残るための『戦闘や逃走モード』
副交感神経は『休息や仲間との触れ合いの時間』です。

自律神経の不調の場合はこのバランスが崩れるわけですが、生活様式や今のライフスタイルの特徴から”交感神経が優位”になりやすくなっています。

というのも副交感神経には『休息や仲間との触れ合い』がメインの働きなのですが、これが上手く行かない、もしくは交感神経による緊張する場面が多い、食生活に偏りがあるなどが続くと気がつくとこのバランスが崩れていくこととなります。

不調に悩む女性


人間の体はよくできていて、この交感神経でも対処できなかった場合には副交感神経のもう一つの働きにより生命維持にシステムを切り替えてしまいます。

その時には、言ってみれば闘う・逃げる気力も無くなってしまっているようなイメージです。

人間にとって休息や安心安全な環境がバランスを取り、その上で緊張などがありながらもバランスを取っている!こんなイメージが最適かと思います。

自律神経の不調は全身へと及ぶ

自律神経は内臓を含めた全身のバランスです。
つまりこのバランスが崩れてしまえば、体を緊張させる結果痛みに敏感になったりもします。

自律神経の不調というとだるさやよくわからない不調などを想像する人も少なくありませんが、痛みに関しても自律神経が関与している場合があります。

以前自律神経の不調になぜ鍼灸が効果的なのかをブログに書いていますのでそちらも合わせてご覧ください。

→はりやお灸がなぜ自律神経症状に効果的なのか?

自律神経の不調は当院にご相談ください

自律神経の不調は、精神的なものだけでなく肉体的な疲労からも全身の不調へとつながる場合がございます。

心と体は繋がっています。
身体の不調を整え日々の生活が少しでも過ごしやすくなるようにお手伝いさせていただきます。

自律神経の不調でお困りの際には当院までご相談ください。

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