実は美容鍼が健康に役立つ話
神田はりきゅう整骨院 楚々です。
今回は『実は美容鍼は健康にも役立つ』というお話をしたいと思います。
美容鍼って聞くとどうしても美容にしか効果がなさそうですが、健康にも役立ちます。
詳しくみていきましょう!
美容鍼は元々‥
元々を言えば鍼灸の技術を応用したのが”美容鍼”と言う技術です。
ですので、美容鍼のほうが後に普及されたと言う事です。
一部報告では中国の王紀も美容を目的とした鍼を行っていたそうなので美容を目的とした鍼というのは昔より存在していた可能性はあります。
ただ美容と言っても幅広く明確な定義はないですよね。
例えば、姿勢が整っても美容につながりますし、便秘が解消されても美容につながりますし、自律神経が整うことでも美容につながります。
現代の美容鍼とは『顔に鍼をする事』=美容鍼というような認識がありますが、根本的な美容を目指す際にはその認識だと誤解があるように感じますね。
東洋医学で考える美容鍼
東洋医学には『健美』という考えがあります。
これは健康の上に美容が成り立つということを指しています。
先程言ったように美容=顔だけではありません。
健康があってこその美容というのはすごく納得いく考えですし、改めて考えれば当たり前のように感じます。
今回のタイトルでもある、美容鍼は健康に役立たつ!というところについて深掘りしていきましょう。
健康にも役立つ”美容鍼”
美容以外にも健康効果もあります。
その理由はいくつかありますが、1番に自律神経へ刺激です。
顔には自律神経の繊維が多く、顔に鍼をすることで自律神経の調整に役立ちます。
人間は表情筋が豊かで顔一つでこの人は緊張しているのか?楽しんでいるのか?などコミュニケーションの一つになります。
その表情は意外にも自律神経の関与が深く、緊張するとうまく笑えないや喰いしばりなどにもストレスが関係していると言われています。
顔の緊張を緩和することで、自律神経に働きかけリラックス効果があったり、自律神経を介してホルモンの分泌調整に役立ち、本来体の持つ機能の手助けになります。
つまり顔に鍼することで健康的なメリットが得られます。
また反対にそれは美容にも役立つ効果でもあります!
そう言った意味でも美容鍼というのかもしれませんね!
美容鍼の考え方
というわけで美容鍼という言葉は実は曖昧で施術する人によっても表現が異なる場合がございます。
大事な事は患者様が何を目的としているか!ここが一番大切です。
それはお顔に限らず、体の施術でも同じです。
例えば、お顔によくできてしまうデキモノにお悩みの場合お顔への鍼でできにくくはなるかもしれませんが、それよりも腸内環境を強くする体質を作った方がデキモノはできにくくなるかもしれません。
と、難しいように聞こえますが大切なのは目的です!
自分にはどんな施術があっているかわからない!そんな方はお気軽にご相談ください。
とはいえ、顔に鍼をすることでどんな美容効果があるのか気になる方はこちらをご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。