枕の高さが合わないのはなぜ？〜原因は枕ではないかも〜

みなさんこんにちは！
神田はりきゅう整骨院　楚々です。

みなさんも一度はこんな経験したことありませんか？

枕難民の皆様にお送りする「枕の高さが合わない原因は”枕”ではないかも」
ぜひ最後までお読みいただき、少しでも楽になれるように参考にしてください！

枕の高さが合わないと感じる理由

まずはここを理解しましょう！
枕の高さが合わない理由としては‥

が考えられます。

というのも人間は二足歩行を獲得し、重力が頭の方向から足にかけてかかるようになりました。

ですが、寝るときはどうでしょうか？
胸→背中にかけて重力の位置が変わります。

そして、寝る体制というのをもう一度考えてみると、もしそのまま寝たら『背中（胸椎）』の部分になります！

つまり枕の高さが合わないのは枕のせいではなく、あなたの身体の緊張度（筋肉の張り、背骨の動き、固まった姿勢など）が高く、首の位置が定まらない可能性があります。

よくよく考えてみたら、昨日まで使っていた枕が合わないということは可能性として低そうですよね！

寝ている姿勢すら悪い姿勢になってるかも？

枕の高さがしっくりくるためにはどうしたら良いのか？を考えるには少しだけ背骨の話をしてみましょう。
通常人の背骨というのは横から見た時にこのようなS字が作られるのはご存知でしょうか？

ですが現代の人の多くはこのS字弯曲も崩れてしまっているような姿勢が増えてしまっています。

このような姿勢では何が起きているかと言いますと、今回は枕の話ですので、背骨の上の部分に注目してお話ししていきます。

首の骨（頸椎）は全部で7個ありますが、姿勢が崩れてしまった頭が前に出たような状態（ストレートネック、スマホ首、猫背）では首の下の骨は前に曲がり、首の上の骨は後ろに反ったような状態になります。

この状態が続き、関節や筋肉への負荷が大きい状態で寝たとすると‥

この負荷にさらに追い打ちをかけるように顎が上がったような状態になってしまいます。

そうすると寝ているのに負荷がかかり続けます。

枕難民になる前にできる事！

・自分に合う枕を探す
・オーダメイドの枕
・いろんな枕を試した

こうなる前に！
自分の身体をケアするだけでもしかしたらそのお悩み解消できるかもしれません。

ポイントは‥
・胸椎の動き
・頚椎の安定
です。

セルフチェック①

まずは自分の立った姿勢を確認してみてください。
横から見た時にこのような姿勢になっていたら注意が必要です。
着目するポイントは2点！
⭕️のついている部分です。

このような状態では枕の位置が合いにくい可能性があります。

セルフチェック②

次に動きで確認していきます。

この動作できますか？

やり方
①両方の肘と手のひらをくっつける
②そのまま上方へあげる

※背中を反って行わないように気を付ける
肘はつけたまま行う
できれば鼻、最低でも顎くらいまでは肘が上がって欲しいです。

これができない場合は背中の筋肉の緊張があるため背骨の柔軟性を失っている可能性があります。

セルフチェック③

最後にこの動きです。

やり方
①前に出た頭を”顎を引いた状態”で後ろに引く

この動作ができない、行いにくい場合には、首を支える筋力が低下している可能性が高く、それが関節負荷になっている可能性があります。

簡単なケア方法

まずはこちらの二つを行ってみましょう！

これは主に関節の運動になります。
他の筋肉に対しては、首、肩、胸周囲のストレッチを行いましょう！

スタッフの動画も参考にしてみてください！

https://www.instagram.com/reel/Cfv7hwJJkbL/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

これらを終えてみると‥

さっきより枕がしっくりくる感じませんか？

まとめ

いかがでしたでしょうか？
枕の高さというのは意外にお悩みの方が多く、枕を買っては探し、買っては探しという悪循環になっている方も少なくありません。（実際に当院でもよく聞かれる質問です）

オーダーメイドの枕も良いとは思いますが、自分の身体の緊張度合いで合わなくなってしまう可能性もあります。
ですので、まずは自分の体をケアしてみる事が大切です。

当院にご相談いただけましたら、あなたにあった施術を行います。
首の症状をはじめとし、肩こりに悩む方は特に「枕の高さが合わない」ような状況にあるかもしれません。

ぜひ当院の施術をお試しください！