長時間のデスクワークで腰痛が起きる理由を解説
皆さんこんにちは。
神田はりきゅう整骨院 楚々です。
今回は長時間のデスクワークで腰痛が起きる原因を解説していきたいと思います。
というのも、ここ数年リモートワークや自粛期間で腰痛を訴える人がすごく増えました。
またぎっくり腰を起こす方も増えたためこのブログを書くことを決めました!
長時間のデスクワークはなぜ腰が痛むのでしょうか?
あなたの腰痛はどこから?
股関節が悪いから?姿勢が悪いから?骨盤の問題?
そんなことも解説していけたらと思います。
長時間のデスクワークで腰痛を起こす原因は”腰”にある
多くの施術を経験された方、また長い間腰痛に悩まされている方ですと、
初診時に「骨盤が歪んでて‥」「体が曲がってて‥」「体が硬くて‥」という風にお話しされる方がたくさんいらっしゃいます。
話を聞いていくと「以前そのような説明を受けた」そういった方が大半です。
(※それらを否定するような意味ではありません)
ですが患者様が腰痛を訴える場合に考えないといけないのは、まずは”腰”だと思います。
この方は日常生活でどのように腰に負担がかかっているのだろうか?なぜこの姿勢で腰が痛むのか?
さらに言えば腰のこの筋肉が張っているのはなぜだろうか?腰の関節での炎症はなぜおきたのだろうか?
という風に考えています。
つまり長時間のデスクワークで腰痛を引き起こす原因は紛れもなく腰にあるのではないかと考え、その先に腰以外が影響する要因を見つけていきます。
長時間の座り姿勢がどう腰痛に影響するのか?
まずは座っている姿勢と正しい背骨の状態を見比べてみましょう!
比較的良い状態が左側(←)ですが、デスクワーク中は右(→)のように近くなりやすいです。
見るからに腰に悪そうというのはすぐに想像つくかと思いますが、もう少しだけ細かくみていきましょう!
腰は腰椎という背骨の五つからなっていますが、長時間のデスクワークは通常の腰椎と反対方向へのストレスをかけてしまいます。
通常腰椎は前弯と言って少し前に反っているような形をしています。
デスクワーク中にはこの”反っている”という構造ははほとんど失われ反対側のストレスがかかってしまいます。
一日数時間、このような姿勢でいれば筋肉、靭帯、関節、軟部組織へとストレスが大きくなり痛みとして症状を訴える可能性が高くなります。
長時間のデスクワークでの腰痛対策
あくまでシンプルな考え方ですが、この腰痛の場合には正しい構造を取り戻す、つまり少し腰を反ったような状態を作り出す事が大切です。
・作業の合間を見て立ち上がる
・座りながら腰を反る
・腹圧を高めて背骨を立てる(頭を天井から吊るされてるイメージ)
などを行い、丸くなった背骨を伸ばす事が対策の一つとして考えられます。
デスクワークでの腰痛を引き起こすそれ以外の影響
画像をもう一度見てみましょう!
①の部分は過剰に丸まり、そして②の股関節は曲げたまま何時間も固まったような姿勢をとるわけです。
その中で日常生活を送る時に体を動かす際に、股関節や胸の(胸椎)が思うように動かないと、その動作を完成させるために他の部分で代償的な動きが見られます。
それが腰です。
胸椎や股関節が動きづらい状態で、床に落ちているものを拾おうとした時、腰にはいつも以上の負担がかかって、もしくは負担をかけ続けた結果、腰痛を引き起こす可能性が高まります。
痛みと痛みの出にくい体を目指していくにはこう言ったところも合わせてみていく事が重要です。
当院での施術をお試しください
神田はりきゅう整骨院では、このように腰痛一つとっても様々な視点から考えてお悩みの症状の解決できるように施術を行っていきます。
痛みがある部位から、そこに痛みを生んでしまう原因までを考え、「木を森を見ず、森を見て木を見ず」とならないように1人1人にあった施術、そして解決策を考えていきます。
慢性的な腰痛やデスクワークでの腰痛などお困りの際には神田はりきゅう整骨院 楚々にご相談ください。