気圧の変化にご注意ください〜秋の不調と自律神経〜
皆さんこんにちは!
神田はりきゅう整骨院 楚々です。
日中は暑い日が続いてますが、朝晩は少しづつ秋っぽさが出てきましたね!
秋といえば台風が多く気圧の変化が大きくなる時期でもあります。
今回は気圧の変化と体の不調についてお話ししたいと思います。
気圧の変化による体調不良は”体の誤作動”
一言でいえば気圧の変化による対象不良は体の誤作動です!
どういうことかと言いますと、気圧の変化を感じとった体が”過剰に緊張”してしまい不調を生みます。
この体の過剰な緊張こそ、体の誤作動という事ができます。
気圧の変化を体で感じ取るのは『バランス感覚』に大きく関係する耳の内部です!
この耳の内部で感じとる感覚と、実際に体で起きている現象がチグハグになり交感神経を興奮させます。
(耳では気圧の変化を感じ、リンパ液が揺れ動くのに、体は動いていない!)
この交感神経の興奮が、台風の時期に「古傷が痛む」という現象にもつながります。
気圧の変化の不調との向き合い方
気圧の変化の不調との向き合い方の参考にしてみてください!
日頃からバランス感覚に刺激を入れておく
これが意外と重要です!
人間の体はよくできていて、一言にバランスと言っても色々な情報がまとめられてバランス感覚を保っています。
つまり日頃から生活においてバランス感覚を養う事はすごく重要です。
気がつくと毎日ルーティーンのような生活ですと脳や神経に対してあまりバランス感覚の刺激が入りにくくなってしまいます。
実は子供の頃遊んでいた遊具などはかなりおすすめですが大人になるとそれらを使うのもちょっと‥。
なんて思う方は、自宅でできるバランス感覚への刺激を紹介します。
膝を抱えて前後に転がる
お金もかからず、場所もそんなに必要のないこのエクササイズ!
ゆりかごのようにゆらゆらしてみましょう!
※体調がすぐれない時ではなく調子の良い時に行いましょう!
水分補給をしっかりと行う
水分の不足は血液の流れを悪くします。
神経を栄養するのも血液の役割です。
気圧の変化の不調を感じやすい人ほど水分をこまめにとって血流をしっかりと確保しましょう!
1日2リットル!という情報が出回りすぎていますが大切なのはこまめに摂取する事です。
体の約6割は水分というくらいですから、こまめに補給してくださいね!
(ちなみに体の水分が1%低下するだけでも脳の働きが低下すると言われています)
以前書いていますこちらのブログも参考にしてください!
首や肩、頭の筋肉をほぐす
これは血流に主に関係しますが、筋肉の過緊張は血流を低下させます。
整骨院や鍼灸院での施術を受けてから頭痛が減った、めまいが減ったというお声をいただきますが、主に関係しているのは血流や神経です。
気圧の変化をうまく逃す(正しくは正しく受け取りそれに対する順応)するにはこのあたりの筋肉をしっかりほぐし頭部に血液を確保しましょう!
気圧の変化による不調は当院にお任せください。
当院では、東洋医学的な視点、西洋医学的な視点の双方から症状の解決を考えます。
今回紹介したメカニズムは主に西洋医学のお話しですが、ここに関係してくる自律神経は生活環境やライフスタイル、感情など複雑な情報が合わさって症状をきたしています。
症状は同じでも不調の問題は異なる事が多いため、検査やアプローチなどに関しては人それぞれに合わせて行う必要があります。
当院では問診→検査→施術と1人1人に合わせて行います。
気圧の変化による不調や秋に備えるケアとして当院までご相談ください!