便秘や下痢にお悩み方へ
便秘や下痢には鍼灸治療が有効的です!
その理由を今回は解説していきたいと思います。
便秘や下痢の一見、鍼灸とは関係のなさそうな不調にも実は有効的です。
主には自律神経を介しての反応なのですがなぜ鍼灸が便秘や下痢に有効的なのか見ていきましょう!
便秘や下痢に鍼灸が有効なのは自律神経の影響
内臓の調整している神経といえば”自律神経”
私たちの体は意識することなく必要なものを消化・吸収をし、不必要なものを排出するという流れを行なっています。
これには自律神経の働きが必須で、自分が今消化をするべきなのか?もしくは筋肉へ血液を送るべきなのか?というのを調整してくれています。
そのおかげで命が守られているわけです!
ですが、便秘や下痢でお悩みの方はこの調節がうまくいっていない可能性があります。
そこに関与するのは大きく二つです!
便秘や下痢の原因として考えられること
大きく分けて二つの原因が考えられます。
・腸内環境の問題
・腸の働きが低下している
大きく分ければこの二つの問題が考えられます。
腸内”環境”に関しては大きく関係するのは食べ物です!
鍼灸での効果が期待でできるのは、腸の働きに関してです!
腸の働きは自律神経によって働きが保たれます。
なので便秘や下痢の時には自律神経のバランスが崩れている可能性が考えられます。
自律神経は主に緊張と緩和の神経ですが、緊張状態には消化や吸収、排泄といったモードよりも筋肉や脳への血流を確保しいざというときに備えます。(交感神経の緊張)
ですので自律神経を整えると体の緊張とリラックスのバランスが取れて内臓の働きが良くなります。
鍼灸で考える便秘と下痢
鍼灸では便秘や下痢(=腸の問題)に対して二つの方向で施術を進めます。
・西洋医学的視点
・東洋医学的視点
これらは違ったように見えて共通する所があります。
まず西洋医学的視点ですが、これは主に”神経の反射”を利用します。
内臓を支配する神経は主に自律神経ですが、この自律神経は様々な影響を受けながら働きを保っています。
例えばですが四肢末端や同じ神経の支配する領域への刺激が、神経を介して自律神経に影響する事がわかっています。
また内臓とはいえ作りは筋肉ですので、内臓に直接鍼をするわけではありませんが今度は自律神経の反射を利用して内臓の筋緊張の緩和を目指します。
東洋医学は不思議なイメージを持つ方が多いのですが、実は胃腸を整えるとして有名なツボが膝より下(足三里というツボ)に位置しています。
東洋医学はまだ現代のような科学が発展していなかったときに生まれた経験医学でありながら、すでにその神経の反射をわかっていたような位置に配置されているのです。
手での刺激が効果のないわけではありませんが、手では狙えないところにアプローチできるのも鍼の良さだったりします。
当院にご相談ください
当院ではこのようなお悩み対しては西洋医学的な視点、東洋医学的な視点合わせて施術を進めていきます。
お薬での改善が見られなかった方などもいらっしゃいます。
体の不調を見つめ直す機会に鍼灸施術を試してみてください!
神田駅徒歩3分
神田はりきゅう整骨院 楚々