便秘と腰痛の関係

皆さんこんにちは!
神田はりきゅう整骨院 楚々です。
今回は便秘と腰痛についてお話ししていきたいと思います。

腰痛と聞くと多くの場合は「筋肉」や「骨」をイメージすると思いますが実は便秘でも腰痛は起きやすくなります!
その理由を詳しくみていきましょう。

体の構造から考える便秘と腰痛

便は腸に溜まるという事は皆さんもご存知かと思います。
では腸がおおよそどこに位置しているかは考えた事ありますか?

小腸、大腸ともに骨盤に収まるように存在しています。
さらに腸間膜といって腸の間を取り巻くような膜が存在しますが、この腸間膜は背骨(特に腰椎)にしっかりと付着しています。

小腸→十二指腸、空腸、回腸
大腸→上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸
といったようにいくつかに分かれています。

働きや構造なども多少変わりますが、さらにこの中でも↑赤文字は臓器自体が直接固定されるのではなく、腸間膜という膜状のものに包まれる事で臓器の位置を固定しています。

そしてこの腸間膜は背骨につく事でその位置を保っているのです。
例えば腸の働きが低下してしまったり、便秘によって腸内圧が上がってしまったら何かしらの影響が出る事は想像がつくと思います。

腹圧と便秘の関係

腸内に便が溜まっていると腸の内圧が高まった状態になります。
内圧が高まった状態は、簡単に言えば力が入った状態です。(身体の機能と腰痛はこちら

腸内圧が上がっている→体幹部の動きが悪くなる→腰痛

という事も想像できます。

もう一度腸のある位置を確認してみましょう!

この位置で圧力が高まれば、お腹、腰、股関節での動きを制限してしまうことが考えられます。

圧力が高まる事は体が安定するとも考えられますが、筋肉や呼吸での安定と便秘による内圧の上昇は大きく異なります。

関節の運動に関しては大切な事は”動き””安定”の二つです。

腹圧もコントロールできるとすごく良いのですが、便秘による上昇ではコントロールする事ができません。
その状態が腰の動かしにくさを生み、腰痛となっている可能性も考えられます。

腰痛と便秘の関係

腰痛の原因を全て便秘にしてはいけませんが、腹部と内圧の関係から便秘が解消することで腰痛が緩和するケースもあります。

内臓の働きに大事なのは”自律神経”です!
(自律神経に対するで施術はこちら

自律神経は自分の意思と関わらず身体の中の働きを調整しています。
その一つとして内臓の働きが関係しています。

特に腸との関わりが深い自律神経ですので自律神経の働きを適正化することが大切です。
腰痛一つとっても色々な原因を考えることが重要です。

まずは身体の動き動きや仕組みを理解した上で、様々な要素を考えながら施術を進めていきます。
なかなか改善しない腰痛にお困りの方はご相談ください!

神田駅徒歩3分

神田はりきゅう整骨院 楚々

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