腰が痛いときの対処法
神田はりきゅう整骨院 楚々です。
今回は腰が痛い時の対処法についてお話ししたいと思います。
※一言に腰痛といっても中には筋肉や骨格の問題ではない場合もありますので「痛みが日に日に増していく腰痛」「24時間絶え間なく痛む」など異常に感じる場合は病院での受診も視野に入れてください。
簡単な腰痛の分類はこちらにまとめてありますので、参考にしてみてください。
腰が痛む時の対処法①
「自分の腰痛の傾向を知る!」
まずは自分の腰痛がどの姿勢で痛いのか、もしくは自分の腰痛は何をしていると痛みが和らぐのか傾向を見つけましょう!
日常的な例を出していきます。
・長時間のデスクワークで腰が痛む
・ソファで座っていると腰が痛む
・寝て起きると腰が痛む
・お風呂掃除で腰が痛む
・お子さんと遊んでいる時に腰が痛む
など。
簡単な見分け方は
「前屈みになっている時に腰が痛むのか」「腰が反った時に腰が痛むのか」
の二つです!
この腰の痛み方の違いで対処法が変わります。
腰が丸まった時に痛む腰痛の対処法
この腰痛の場合には腰に本来かからない負荷がかかって痛みとなっている可能性があります。
腰は通常S字カーブの緩やかな”反り”を持っている関節です。
しかし腰が丸まった場合その必要な反りが出ないため関節、靭帯、筋肉に負荷をかけて痛みとなっている可能性があります。
日常生活においてはこの正しいカーブが失われる機会はすごく増えています。
以前「その腰痛は反り腰が原因ではないかも?」という投稿をしましたが、実は腰痛=反り腰ではありません。
対処法①:腰を反る!
腰に悪いのでは?と思う方もいると思いますが、「腰痛体操」としても知られるのはこの動き↓
※注意点:まずは短時間、数回行ってみましょう。
行っている最中に痛みが出たとしても終わった後にすっきりしているかもしれません!
対処法②姿勢を正す
姿勢を正すといっても今回の場合は一般的にいう胸を張るような姿勢の正しさというよりも、頭を天井から引っ張るような姿勢の正しさを覚えましょう。
姿勢の悪い状態では上半身の重さは下へ下へと伝わっていきます。
背骨を頭の方向へと引っ張ることで腰にかかる負担を逃しましょう。
対処法③お腹に力を入れる
姿勢の崩れた状態は腹圧も抜けてしまっている事が多いです。
対処法②に合わせて腹圧を意識しながらお腹に力をいれましょう。
腰が反った時に痛む腰痛の対処法
この場合の”過剰”に反ってしまう事で腰にかかる負担が大きくなって痛みとなっている可能性があります。
腰が過剰に反ってしまう原因としては
体幹筋肉の低下
が考えられます。
体幹の筋肉とはズバリ”インナーマッスル”です。
インナーマッスルには体を支えるという働きがあります。
インナーマッスルの低下は筋肉による支えがなくなるため日常の生活動作でも支障をきたします。
対処法①:腹圧を意識する事
これは丸まった際の腰痛でも共通していますが、背骨を支えためには背骨の安定力が重要です。
ですので、反った時に痛んでしまう腰痛の場合にも腹圧が重要になります。
例えば上にあるものを取る際に一度フッと息を吐いてからその動作を行ってみるのも対処にはなります。
対処法②:太ももの前の筋肉を伸ばす
腰椎から太ももにつく腸腰筋という筋肉が緊張すると腰椎を過剰に反ってしまう傾向にあります。
腸腰筋は股関節を屈曲する筋肉でもあります。
座っている時間が多くなった現代ではもしかするとこの筋肉の緊張が起きていて腰椎に過剰にストレスをかけているかもしれません。
こちらのストレッチを参考にしてください。
皆さんの腰痛はどちらでしたか?
今回はすごく大きな枠組みではありましたが腰を曲げると痛むのか?伸ばすと痛むのか?に合わせて行う対処法についてお話ししました。
皆さんの腰痛はどちらでしたか?
あくまで対処に近いお話しでしたがひとまず腰の痛みを少しでも楽にしたいという時は有効的な事も多いです。
ざひ参考にしてみてください。
最後までありがとうございました。