冬に気持ちが浮き沈みするのは自律神経の問題かも
こんにちは!
神田はりきゅう整骨院 楚々です!
12月に入りまましたね。
温度差や急激な気温の低下にお身体の不調にお悩みではありませんか?
また冬というのは「冬季うつ」という言葉があるように気持ちも落ち込みやすい時期とされています。
今回はその理由と冬のメンタルの解消方法について簡単なセルフケアをご紹介したいと思います。
冬にメンタル不調が現れやすい原因
まず「冬季うつ」と呼ばれるようなメンタルの不調がなぜ起きてしまうかを考えた時に体の仕組みとしては自律神経にエラーが起きている可能性が考えられます。
自律神経は自分が意識しなくても身体を最適な状態に保ってくれる神経ですが、この自律神経の働きには体内リズムというのが関係しています。
人間は体内におおよそのリズムというのが元々の仕組みや、生活背景などから作られています。
例えば、普段日本で生活している人が海外にいくと多くの場合、時差を感じ人によっては寝られなかったり、体調を崩してしまう方がいらっしゃいますがそこには体内時計が関係しています。
その体内リズムに関係のあるのが日照時間です。
1日が24時間なのに対して、人間が持つ体内時計は約25時間という説もあります。
それをリセットする役割をもつのが「太陽の光による刺激」です。
元々こんなに人工的なライトやLEDがなかった時には「暗くばれば寝て、明るくなれば起きる」というような生活だったことはイメージがつきやすいと思います。
言い換えてみれば動物的な感じもしますが、人間も動物であることを忘れてはいけません!
冬は日照時間が短く日光にあたる時間にずれが生じたり、夜暗くなるのが早くなるわりに人工的な光に晒される時間が増える事で自律神経をはじめとする体内のバランスが崩れてしまう事が想像できます。
太陽の光とセロトニン
自律神経を正しく働かせる神経伝達物質が存在しています。
それが幸せホルモンと呼ばれるセロトニンです!
このセロトニンは太陽の光に浴びる事で生成が促されて、自律神経の働きに加え、その他のやる気やストレスホルモンに関係のあるホルモンの働きに役立ちます!
つまり太陽の光に浴びる時間が少ない(特に朝など)事で、このセロトニンの生成量や活動量が減り、自律神経の働きに加え、精神的にも不安定になる可能性があります。
冬の気持ちの浮き沈みにはこのように自律神経の働きとホルモンの働きも関与しているためしっかりとしたケアをしなくてはいけません。
ケアの方法は自宅でできる方法もありますのでご紹介させていただきます!
冬のメンタル不調に対するセルフケア
夜は早く寝る
一番はこれがわかりやすくて良いかなと思います。
夜に早く寝る事で朝の目覚めの時間も少し早くできるかと思います。
そうすれば!朝、日光にあたる時間を増やす事ができます。
セロトニンは朝生成量が増えるともされているので朝に太陽の光を浴びるためにも少し布団に入る時間を早くしましょう!
(人間も動物として考えれば冬は冬眠みたいなイメージです。)
血流を高める
これは冬の定番のケア方法ですね。
内臓をはじめとし血液の滞りはさまざまな働きを低下させてしまいます。
血液の低下は神経系の働きにも影響を及ぼしてしまいます!
また体の冷えにより内臓への血流量が低下してしまうと、胃腸の働きなども低下させてしまいます。
腸脳相関という言葉があるように、腸と脳は密接につながっており自律神経とも関わりが深いです。
ですので血流を高める習慣を身につけましょう!
例えば、軽い運動やストレッチ、冷えている飲み物を飲まない、腹巻きをする、筋肉量を増やすなど。
外に出る時間を増やす
難しい場合には太陽の光に浴びる時間を増やしましょう!(できれば直接がいいので窓を開けて!)
やはり体のリズムを大切にするためには外に出たり、太陽の光を浴びることが重要です。
太陽の光をしっかり浴びることでセロトニンの生成を促し、自律神経の働きを助けます。
冬はどうしても寒さから外に出る機会が減ってしまいますので時間を作って外に出るようにしましょう!
深呼吸を取り入れる
深呼吸は身体にとって欠かせない大事な生理的な運動です。
ですが、現代の人は呼吸が浅くなっている事が多く、深い呼吸ができていないため身体の機能が低下していること可能性が考えられます。
呼吸に欠かせないのは「横隔膜」の働きですが、初めは意図的に深呼吸をいれて呼吸を行い、それが習慣化することで呼吸を意識しなくても深い呼吸になるようにしましょう!
まとめ
冬の気持ちの落ち込みやすさについてお話ししました!
人間が元々持っているバイオリズム(生体リズム)は季節や時間など様々な単位であって、まさに生きているという感じもしますよね。
なかなか改善しない不調や自律神経の症状にお悩みの方はぜひ当院の施術をお試しいただくか、一度ご相談頂けたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!