不眠に悩む方必見!健康と睡眠の関係
5人に1人が「睡眠の質に満足していない」という結果になりました。(令和元年「国民健康・栄養調査」) 果たして皆さんはそのような睡眠をとっていますか? そもそも睡眠ってなぜ必要なのか考えたことはありますか? 睡眠の役割は大きく分けて、 ・起きている時に得た情報の整理 ・脳や身体の回復や修復 の2つがあります。 また、一言で不眠症と言っても、大きく分けて5つの種類があります ①入眠障害・・・夜なかなか寝付けない ②途中覚醒・・・寝ている時に何度も目が覚めてしまう ③熟眠障害・・・眠りが浅く、朝起きても疲労感がある ④早朝覚醒・・・目が覚めるのが早く、十分な睡眠時間が取れない ⑤覚醒障害・・・めざめが悪く、なかなか起きられない 不眠の原因に関しても基本的には根本的には自律神経の乱れが原因なのですが、その中でも 「ストレスで目を瞑ってもイライラしてなかなか寝られない」 「手足の冷えが気になって寝れない」 「首肩こりや腰痛が気になって寝れない」 など、直接の原因が何なのかをしっかりと把握することも重要です。 皆さんは、「睡眠時間が少ない・足りない」という事は様々な影響が出ることは想像できるかと思いますが、実際にはどんな事が起きるか考えたことはありますか? ①集中力、判断力の低下 ②免疫力の低下 ③太りやすくなる ④病気になるリスクが上がる この様な影響があります。 ①集中力・判断力の低下 これに関しては恐らく多くの方が経験あるかと思いますが、1日でも寝不足ですと次の日ってなんだか頭がぼーっとしたりしませんか? アメリカの少年の実験でも集中力、判断力にとどまらず記憶力すら低下がみられた様に寝不足では判断力や集中力の低下が起きてしまいます。 もちろん仕事や様々な事情により眠れない日もあるかもしれませんが、仕事や生活そのものの質を上げるためにもやるときはやる。休むときは休むというように割り切って休息も大事にしましょう! ②免疫力の低下 睡眠中には様々なホルモンバランスが調節されます。免疫に関しては特に一概にこのホルモンだ!というよりもすべてがバランスなので一言で表すのは難しいのですが、「メラトニン」という睡眠ホルモンと呼ばれるホルモンは特に免疫との関係が深いと言われています。 メラトニンが分泌されるには他のホルモンが正しく分泌される必要があるので日常的にバランスが整うような生活が必要になります。 ③太りやすくなる 今や睡眠不足は肥満になりやすくなるというのは多くの方が知っていますが、睡眠不足ですと食欲を抑える「レプチン」というホルモンの分泌が低下し、食欲を高める「グレリン」というホルモンの分泌が促進される事が報告されています。 更に身体が回復できないと細胞レベルでも疲労がたまるため代謝も落ちてしまいます。 ですので、ダイエット、体質改善などを考えてる方はこの点も考えるべきです。 ④病気になるリスクが上がる これは言わなくても想像できるかもしれませんが、睡眠がとれないと身体は休まりません。 自律神経、内臓、脳など様々なところに影響が及び、血圧や血糖値、ホルモン、神経など様々な影響が出る為病気になるリスクが上がります。 生活習慣病というと食事を思い浮かべる方も多いと思いますが、もちろん睡眠時間や質も考えたいところです。 睡眠は最初に脳内の整理、脳や身体の修復や回復と言ったようにこれが行えないと様々な影響が出るという事です。 ホルモンバランス、自律神経、神経、筋肉など この様に言ってしまうとキリがありませんが今回ご紹介したのはあくまで大きな例ですが、どんなところに影響がでてもおかしくないというのが答えになってしまいます。 ですので冒頭にも言ったようにやるときはやる、休むときは休むという事を意識しながらしっかりと睡眠をとれるようにしましょう! 当院では、不眠と一言で片付けるのではなく「どのような不眠なのか」「何が原因なのか」を患者様との対話や触診などの診察によって決定していきます。 そして患者様一人ひとりの心身の状態を把握した上で、不眠症に対する代表的なツボである失眠や労宮などの自律神経全般に作用するツボや、腹部・手足などの消化に関係するツボなど、様々なツボや経絡を駆使して施術していきます。 また、マッサージや電気療法、温熱療法を組み合わせてのアプローチも行っておりますので、鍼灸が苦手や怖いという方でもご安心ください! 自律神経の乱れ・不眠などの症状にお悩みの方は、神田はりきゅう整骨院 楚々までお気軽にご相談ください。]]>